シロアリについて

シロアリは、分類学上ではゴキブリに近い虫です。日本には16種の生息が確認されていて、この内建築物に被害を与えるのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、ダイコクシロアリ、アメリカカンザイシロアリの4種です。羽アリが出る時期が、唯一シロアリが人前に姿を現す時期ですので、シロアリ発見の絶好のチャンスとなります。

シロアリの被害

シロアリといえば木材の害が有名ですが、布、紙類はもちろん、コンクリート、ゴム類、ビニールなど、なんでもかじってしまいます。地中から建物に侵入してくることが多いので、まず土台や柱の下部などが食害されます。柱が傾いたりするととても危険です。

また、柱や壁の中を進み、天井にまで被害が及んでいることもあります。畳、家具、本なども餌食になることがあります。